『ノミ』でビルドプレートからスタックチャンを剥がす

こちらの記事はスタックチャン(Stack-chan) Advent Calendar 2023 20日目の記事です。

Qiita
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木工用のノミ(鑿)が3Dプリンターで使用するスクレーパーとして最適ではないか?と思っているので布教します。僕は光造形でいい感じに使えてました。

先週Bambuが届いたので、FFF方式でのノミの使用感も後日加筆します。
1日使ってみた感じだと、FFF方式ではノミの出番は少なそうです。残念。

1.なぜノミをオススメするのか

3Dプリンターで使用するスクレーパーとして、FFF方式と光造形それぞれで定番がありますが、いずれも薄い刃をすべり込ませて剥がすタイプです。それに対しノミは厚い刃の角を支点にしてテコの原理で持ち上げて剥がします。また、ビルドプレートと造形物の隙間を狙う薄い刃のタイプと違い、ノミは造形物自体を刺してどこにでも取っ掛かりを作る事ができるので、剥がす事が困難な造形物に対して打てる手が増えます。
テコの原理を用いる利点として少ない力で作業できます。そのため、腱鞘炎とは無縁です。はずみでスクレーパーがすべって怪我をするリスクも減ります。フレキシブルプレートもグリグリ曲げない方が長持ちするでしょう。

少ない力で作業が済むというのはあらゆる面で正しいはずです。

リスクもあります。慣れていない人がノミを使うとビルドプレートに深い傷を付けてしまったりします。また、FFF方式のビルドプレートは表面が柔らかいシートのものがあり、それを傷つける可能性があります。それと、薄くて広い造形物を変形させないように剥がすのは苦手かもしれません。

シートを傷つける件の疑問は、後日確かめて加筆します。

2.使用するノミ

幅24mm前後が使いやすいと思います。

Amazonで一番安い洋ノミを実際使ってみると、重くて微妙でした。残念。

サンドペーパー等で使わない鋭利な箇所だけをつぶしてください。また、つぶした箇所がザラザラしてビルドプレートを傷つけそうならもっと細かいサンドペーパーで整えてください。目安は爪をこすっても爪が削れないぐらいです。

面倒だったら買ったままの状態でもいいです。僕はノミに慣れてるのでそうしてます。

少し高くなるけど和ノミがおすすめです。軽いので。

洋ノミでも柄の中に金属が貫通していないタイプを選びましょう。

Amazonで1000円の幅24mmのを買いました。

3本組で1200円のもありました。

重くても普通に使えはするので、安さで選んでもいいです。

3.FFF方式

定番のスクレーパーと使い比べて後日加筆します。

ニトムズテープ剥がしカッター

BambuLabのスクレーパー

4.光造形

ノミが最強だと思います。僕はビルドプレートを外さずに印刷物を回収できるようになりました。ビルドプレートを外す必要がなくなるので、掃除の手間が省けます。作業場も汚れにくくなります。レジンの節約にもなります。絶対ノミを使った方がいいです。ちなみにノミ自体も箸立てに立てておいて洗いません。

僕はオルファT-45を使っていないので、同じ事がオルファT-45で出来るか試してみて後日加筆します。

5.強引なまとめ:スタックチャンを作ろう

スタックチャン界隈では「かわいい」と「技術」に惹かれて多様なバックボーンを持った人達が活発に情報交換をする輪が出来ています。3Dプリンターのスクレーパーの情報を求めてこの記事にいらした方もスタックチャンを作ってみてその輪に加わりましょう!

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